Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

 

ポルトガルのスーパーチューボスを会場に開催中のCT第3戦は現地時間と日本時間の3/6(日)にコンテストDAY4を迎え、MENS、WOMENS共にクォーターファイナルまでを消化。

注目の日本人選手たちの活躍は、オフショアのクリーンなチューブコンディションに恵まれた中スタートとなったラウンドオブ16では、ヒート2にConnor O’LearyがJordy Smithと対戦。

スピッツアウトのディープチューブからのレイバックでフィニッシュした4本目のライディングで7.33ptをマークしたConnor O’Learyであったが、3本目に8.17pt、7本目にはさらにそれを上回る9.17ptと、2本のエクセレント・スコアを叩き出していたJordy Smithに逆転を果たすことができずここで敗退。

今大会を9位でフィニッシュとなった。

 

ヒート5で開催国であるポルトガル出身のFrederico Moraisと対戦した五十嵐カノアは、先手必勝で1本目に6.83pt、3本目に6.73ptをまとめたFrederico Moraisに対し、レギュラーの高速チューブからの際どいリスキーなフィンズフリー・リッピングのコンボで7.17ptをマークすると、6本目にはグーフィーのセットを掴み、Kelly Slaterを彷彿とさせるテクニカルかつしなやかなボディー・ストールでチューブのディープゾーンに身を隠し、フィニッシュでビッグリエントリーを決めるライディングで8.00ptのエクセレントスコアをマーク!!

トータルスコア15.17ptを叩き出して見事クォーターファイナル進出を果たした。

 

迎えたMENSクォーターファイナルは強まったサイド気味のオフショアとハイタイドが重なり、チューブの少ないリッパブルなコンディションに変貌。

ヒート3でワールドチャンプJohn John Florenceと対戦となった五十嵐カノアはさらなる快進撃に期待がかかったが、ここでは海とのリズムを合わせることができず、終盤に会場を盛り上げるエンターテイメント性の高いライディングを魅せたものの惜しくもここで敗退。

今大会を5位でフィニッシュとなった。

 

しかし、この結果により五十嵐カノアはCTランキングトップヘ!!

オーストラリアのベルズビーチを舞台に行われる予定のCT第4戦から、自身初のプロキャリア初となるランキング1位の選手のみが着ることができるイエロージャージを獲得した!!

今シーズンはワールドチャンプの可能性大な五十嵐カノアの活躍に期待したい!!

Go Kanao!!!!!

MENS、WOMENS共にベスト4が出揃い、いよいよ残すところセミファイナルとファイナルのみとなったCT第3戦”MEO PRO Portugal”!

果たしてスーパーチューボスの波を制し、優勝を手にするのは誰なのか!?

LIVEをお見逃しなく!!

 

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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ