Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

 

オーストラリアのベルズビーチを舞台にいよいよスタートとなったCT第4戦”Rip Curl Pro Bells Beach”は、オンショアの影響を受けたオーバーヘッドのコンディションとなった現地時間と日本時間の4/11(月)にコンテストDAY1が行なわれ、MENSオープニングラウンドのヒート8までを消化。

今大会からランキングトップのみが袖を通すことが許されるイエロージャージで出場の注目の五十嵐カノアはヒート6に登場。

ヒート開始早々7.17ptのグッドスコアで好調なスタートを切ると、さらにバックアップに6.00ptをまとめてヒートを大きくリード。

さらにヒート中盤に掴んだ本めのライディングでは、コンテストMCにしてレジェンドTom Currenを想起させる美しいカーヴとライン取りで、この日最初のエクセレントスコアとなる9.07ptをスコア!!
他の対戦相手の選手2名をコンビネーション・シチュエーションに追い込み、イエロージャージを身にまとうことでプレッシャーどころからさらなる自信を得た五十嵐カノアがダントツのサーフィンで見事ラウンドオブ32へと駒を進めた!

 

またこの日の最終ヒートとなったヒート8にはConnor O’learyがJohn John Florence、ルーキーJackson Bakerと対戦。

1本目から7.17ptをマークしたJackson Bakerにマイペースでハイスコアを重ねてヒートをリードしたJohn John Florenceに対し、オンショアの影響も強くなり出し、いい波が少ないコンディションに翻弄され、スコアを伸ばすことができなかったConnor O’learyは惜しくもこのヒートを3位でフィニッシュ。

イリミネーション・ラウンドへと駒を進め、敗者復活を狙う。

 

現在CTランキング2位で五十嵐カノアの後を追うKelly Slaterはヒート3に登場となり、Nat YoungとOwen Wrightを相手に素晴らしいライディングを披露してトップ通過を果たし、ラウンドオブ32へと駒を進めた一方で、ワイルドカードでヒート5に出場ののMick Fanningはその真価を発揮することなく3位でイリミネーション・ラウンドへ。

 

また、ヒート1ではSeth MonizがRyan CallinanとルーキーCallum Robsonに敗れてイリミネーション・ラウンド進出となるなど、ルーキーたちの活躍も目立った一日となった。

迎えるコンテストDAY2は、コンディションが十分であれば現地時間と日本時間の4/12(火)にMENSオープニングラウンドのヒート9からスタートする予定。

イエロージャージを身を包み、初日から最高のパフォーマンスを魅せてくれている五十嵐カノアのさらなる快進撃に期待したい!!

Go Japan!!!

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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ