Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

 

初のCT会場となるエルサルバドルのPunta Rocaを舞台に開催中のCT第7戦”Surf City El Salvador Pro”は日本時間の6/17(金)にコンテストDAY2を終え、WOMENSとMENSのクォーターファイナルまでを消化。

注目の五十嵐カノアはラウンドオブ16のヒート3でJake Marshallとのマンオンマンを制してラウンドアップを果たすと、クォーターファイナルのヒート2でGriffin Colapintoと対戦。

 

風がオフショアへと変化し、面のきれいなグッドコンディションとなった中、フィニッシュでビッグエアを決めて6.67ptのグッドスコアをマークした五十嵐カノアに対し、2本目の波から8.50ptのエクセレントスコアを叩き出すGriffin Colapinto。

それに対して3本目に掴んだ波でソリッドなターンを連発して7.33pt、4本目には8.87ptのエクセレントスコアをマークしてトータルスコア16.20ptを叩き出した五十嵐カノアがヒートをリード!

しかし、残り7分で五十嵐カノアが乗った波の裏の波を掴んだGriffin Colapintoが9.10ptをスコアしたことによって逆転。

逆転返しを狙う五十嵐カノアが7本目の波でパワフルなカーヴィングをねじ込んでセカンドターンにエアリバースを決め、そのままスムーズにチューブに入ってリップを連発するが最後のフィニッシュのリップでまさかのワイプアウト。

これが決まっていれば逆転返しも十分あったと思える見応えあるエクセレントライドであったが、ワイプアウトが響いて6.73ptにとどまってしまい、逆転返しならず、5位という結果で今大会をフィニッシュすることとなった。

 

さらにイリミネーション・ラウンドのヒート8でSamuel Pupoを下してラウンドアップを果たしたConnor O’learyはラウンドオブ16のヒート8でワールドチャンプのItalo Ferreiraと対戦。

 

1本目から7.83ptをマークしたItalo Ferrairaが4本目には6.77ptをまとめてヒートの流れを掴む中、Connor O’learyが逆転に必要なスコア9.40ptに追い詰められた状況で迎えた残り4分を切ったところで5本目の波を掴み、バーティカルなバックサイドリップを決めるライディングを披露して8.10ptのエクセレントスコアをマーク!!

しかし、逆転には至らず、惜しくもここで敗退となり9位で今大会を終えた。

 

風がオフショアに変化して整った瞬間にオーバーヘッドのワールドクラスのスーパーレギュラーが姿を

現したPunta Rocaの波を舞台に、残すところはMENS、WOMENS共にセミファイナルのみ。

【MENS SEMI FINAL】

【WOMENS SEMI FINAL】

 

果たして初のCT開催地で初のCT優勝を果たして歴史に名を刻むのは誰なのか!?

コンテスト・ファイナルデイは日本時間の6/17(金)21:45にネクストコール発表を予定。

コンディションが十分であればコンテストはオンとなることが予想される。

LIVEをお見逃しなく!!

 

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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ