Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

 

エルサルバドルのプンタ・ロカを舞台に開催中のCT第7戦”Surf City El Salvador Pro”は日本時間の6/12(月)にコンテストDAY2を迎え、WOMENSイリミネーションラウンドからMENSラウンドオブ16、WOMENS、MENS共にクォーターファイナルまでを消化。

この日も波はオフショアからゆるいオンショアが吹く頭前後のパーフェクトなロングレギュラーとなった中、注目の日本人選手たちの活躍はラウンドオブ16のヒート3でFilipe Toledoと対戦した和井田理央が海とのリズムを掴むことができず、惜しくもここで敗退。

今大会を9位でフィニッシュとなった。

 

続くラウンドオブ16のヒート4では五十嵐カノアがLeonardo Fioravantiと対戦。

Leonardo Fioravantiが1本目から8.00ptをマークしてヒートの流れを掴んだかのように思えたが、五十嵐カノアが2本目に掴んだ波でパワフルなレイバックをファーストターンに高さのあるエアリバース、フィンズフリーでテールをドリフトさせるリップを連発するライディングで8.67pt、さらに3本目には8.23ptと2本のエクセレントスコアをマーク!

トータルスコア16.90ptを叩き出して見事クォーターファイナル進出へと駒を進めた!

 

ヒート6ではConnor O’learyがCaio Ibelliと対戦。

スコアを伸ばせないCaio Ibelliに対してバックサイドでパワフルなターンを刻み2本目には7.00pt、3本目には7.30ptとグッドスコア2本をまとめたConnor O’learyがラウンドアップを果たした。

 

迎えたクォーターファイナルではヒート2で五十嵐カノアがFilipe Toledoと対戦。

Filipe Toledoが1本目から6.67ptをマークすると対する五十嵐カノアも1本目で6.60pt、さらに2本目で6.40ptをマークしてリードするが、残り18分でFilipe Toledoが掴んだ波で高速なブレイクに対してあり得ない紙一重のリップを連発するライディングで8.67ptのエクセレントスコアを叩き出す。

Filipe Toledoがプライオリティーを持ってじっくりとセットの波を待つ中、逆転を狙う五十嵐カノアは5本目の波でカラップ・フリップからそのままエアリバースをメイクする魅せるライディングで会場を沸かせるがフィニッシュでワイプアウトとなった上、波自体がセットの波ではなかったため7.67ptとなり、惜しくも逆転ならずここで敗退となってしまった。

 

 

続くヒート3ではConnor O’learyが現在CTランキング1位でイエロージャージを見にまとうGriffin Colapintoと対戦。

まるでホームカリフォルニアのトラッセルズのような波質となったこの日の会場の波にフィットするGriffin Colapintoは1本目から8.17pt、2本目には7.50ptを叩き出してその本領を発揮。

Connor O’learyも3本目に6.33pt、4本目には7.93ptをマークしたものの、逆転するには至らず、惜しくもここで敗退となり、五十嵐カノアと同様、5位で今大会をフィニッシュとなった。

 

 

CT第7戦もいよいよ終盤を迎え、MENS、WOMENS共にトップ4が出揃った。

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Women’sセミファイナル
HEAT 1: Tyler Wright (AUS) vs. Stephanie Gilmore (AUS)
HEAT 2: Carissa Moore (HAW) vs. Caroline Marks (USA)

Men’sセミファイナル
HEAT 1: Ian Gentil (HAW) vs. Filipe Toledo (BRA)
HEAT 2: Griffin Colapinto (USA) vs. Liam O’Brien (AUS)

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迎えるファイナルデイはコンディションが十分であれば日本時間の6/12(月)22:00前後から6/13(火)まで行なわれることが予想される中、果たしてプンタ・ロカのパーフェクトなロングレギュラーを制して優勝を手にするのは誰なのか!?

その勝負の行方から目が離せない!!

LIVEをお見逃しなく!!

 

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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ