Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

 

ブラジルのリオデジャネイロで開催中のCT第8戦”VIVO Rio Pro”はコンディションが不十分なためレイデイが続いていた中、日本時間の6/30(金)にコンテストDAY2がスタート。

注目の五十嵐カノアはイリミネーションラウンドのヒート8でCallum Robsonを抑えて勝ち上がり、ラウンドオブ16のヒート2でRyan Callinanと対戦。

 

どの波がスコアできるのか予測するのが難しいオンショアのチョッピーコンディションの中、アウトサイドから掴んだ1本目で6.93ptを叩き出してリードを保ちつつも、2本目、3本目とハイスコアを狙ってビッグエアに挑戦するがワイプアウトを連発。

Ryan Callinanが5本目の波でビッグレイバックを決めるとそれが7.67ptのグッドスコアをマークし、五十嵐カノアが逆転に必要なスコア5.58ptという状況に追い込まれた中、ヒート終了間際に掴んだ4本目の波をインサイドまできっちり技を入れて乗り継ぎ、これが600pt前後出て逆転したかと思われたが、なんと5.27ptとあと一歩及ばず、悔しくもここで敗退する形となってしまった。

 

五十嵐カノアは今大会を9位でフィニッシュ。

また、Connor O’learyと和井田理央はこの日に行なわれたイリミネーションラウンドで敗退となり、17位という結果となった。

 

ワイルドカードで出場のJadson Andreがイリミネーション・ラウンドで世界ランキング1位のGriffin Colapintoをラウンドオブ16で世界ランキング2位のFilipe Toledoを抑えてクォーターファイナル進出を果たし、さらに同じくワイルドカードで出場のSamuel Pupoがイリミネーションラウンドで世界ランキング5位のGabriel Medinaを、ラウンドオブ16では世界ランキング3位のJoao Chiancaに勝利してクォーターファイナル進出を決め、ランキングトップ5のうち世界ランキング4位のEthan Ewing以外の4名が姿を消す形で迎えるクォーターファイナルのヒートスケジュールは下記の通り。

VIVO Rio Pro Presented by Corona Men’s Quarterfinal Matchups:
HEAT 1: Samuel Pupo (BRA) vs. Ryan Callinan (AUS)
HEAT 2: Ethan Ewing (AUS) vs. Leonardo Fioravanti (ITA)
HEAT 3: Jadson Andre (BRA) vs. Yago Dora (BRA)
HEAT 4: John John Florence (HAW) vs. Barron Mamiya (HAW)

またWOMENSはクォーターファイナルまでのスケジュールが消化され、残るセミファイナルのヒート組みは下記の通りとなっている。

VIVO Rio Pro Presented by Corona Women’s Semifinal Matchups:
HEAT 1: Tyler Wright (AUS) vs. Caroline Marks (USA)
HEAT 2: Carissa Moore (HAW) vs. Caitlin Simmers (USA)

 

いよいよファイナルデイを迎えるCT第8戦”VIVO Rio Pro”。

ネクストコールは日本時間の7/1(土)18:25に発表予定となっており、コンディションが十分であれ

ばコンテストはオンとなることが予想される。

果たして、優勝を手にするのは誰なのか!?

LIVEをお見逃しなく!!

 

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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ