Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

 

世界指折りのパーフェクトなロングレギュラーとして知られる南アフリカのJ-BAYで開催されたCT第9戦”Corona J-BAY Open”は日本時間の7/19(水)にファイナルデイを迎え、前日よりサイズダウンした頭前後のグッドコンディションを舞台にMENS、WOMENS共にクォーターファイナルからファイナルまでの全スケジュールを消化。

MENSはファイナルで昨年のJ-BAYチャンプであるEthan Ewingを相手に圧倒的なサーフィンを魅せたFilipe Toledoが、WOMENSはファイナルでMolly Picklumに大逆転を果たしたLakey Petersonが優勝を飾った!

注目の日本人選手たちの活躍は、クォーターファイナルでYago Doraを抑えた五十嵐カノアがセミファイナルへ進出!

 

セミファイナルでは1本目に8.00ptのエクセレントスコアを叩き出してプライオリティーを持ち、じっくりいい波を待つ作戦でリードを保ったものの、Filipe Toledoの勢いをあと一歩のところで止めることができず、3位で今大会をフィニッシュとなった。

 

さらにConnor O’learyはクォーターファイナルで昨年のJ-BAY優勝者であり、今大会では準優勝のEthan Ewingの洗礼を受ける形となり、5位という結果となった。

 

今大会を終えた時点でのCTランキングは下記の通り。

五十嵐カノアは13位へと順位を上げ、COnnor O’learyも11位にランキングアップ。

今大会を9位でフィニッシュした和井田理央はランキング22位から21位へとジャンプアップさせた。

さらにMENSでは1位のFilipe Toledo、2位のEthan Ewing、3位のGriffin Colapintoといった上位3名がワールドタイトル決定戦であるWSL FINAL 5出場を決定させた上、2024年パリオリンピックへの出場枠も確保。

 

WOMENSでは1位のCarissa Moore、2位のTyler Wright、3位のCaroline Marks、4位のMolly PicklumまでがWSL FINALS出場決定となった。

 

迎えるCT第10戦”SHISEIDO Tahiti Pro”はタヒチのチョープーを舞台に、現地時間の8/11(金)から8/20(日)をコンテスト期間に開催される予定。

果たして、MENSは2枠、WOMENSは1枠といった残りのWSL Final 5出場枠を手に入れるのは誰なのか!?

お見逃しなく!!

 

>>WSLオフィシャルサイト

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ