Photos by ISA. Text by colorsmagyoge.


ブラジルのリオデジャネイロを舞台に

現地時間の11/24(金)から12/3(日)、

日本時間の11/25(土)から12/4(月)まで行われる

ISA World Junior Surfing Championship!

その開催を目前に、このイベントの見どころを含めた

知っておくべき9項目をチェック!!



1.日本代表選手、波乗りジャパンのメンバー

【男子18歳以下】
小濃来波、岩見天獅、渡邉壱孔

【女子18歳以下】
佐藤李、松岡亜音、庄司莉花

【男子16歳以下】
岡野漣、小野里弦、高井汰朗

【女子16歳以下】
鈴木莉珠、池田美来、登坂祐妃

メダルを目指して競い合うべく、世界各国から最高峰のジュニアサーファーたちが集結。

2020年東京オリンピックのサーファー40名のうち33名が以前にISA World Junior Surfing Championship(以下:WJSC)に参加経験を持つ選手であり、そのうちオリンピック銅メダリストのOwen Wright(AUS)、Tatiana Weston-Webb(BRA)、Stephanie Gilmore(AUS)、Gabriel Medina(BRA)を含む16名が本イベントWJSCのメダルを獲得している。

そのことからオリンピックの登竜門として名誉あるイベントと言える。

また、2023年WSLワールド・チャンピオンであるCaroline Marks(USA)やFilipe Toledo(BRA)など、パリ2024の資格を持つ複数のサーファーが過去にWJSCで表彰台の頂点に立っている。

今大会での波乗りジャパンのメンバーたちのメダル獲得に期待したい!!


2.元メダリストと将来のオリンピック選手も今大会にエントリー

昨年の2022年WJSCの16歳以下男子のメダリスト4人のうち3名が今大会に参加。16歳以下男子の銀メダリストのInigo Madina(FRA)と銅メダリストのHans Odriozola(ESP)が再び16歳以下男子で世界タイトルを狙う一方、2022年の16歳以下男子の世界ジュニアチャンピオンのWillis Droomer(AUS)は今大会から18歳以下男子に参戦。

2022年ISA WJSC Girl’s U-16銅メダリスト池田未来 Photo by Mike Rodriguez/ISA.

さらに2022年WJSC 16歳以下女子の銅メダリストの池田未来(日本)と銅メダリストのTya Zebrowski(FRA)が、16歳以下女子でさらなる好成績を狙う。

また、2024年パリオリンピック出場資格を持つサーファーのSanoa Olin(CND)は、5回目となる今回のWJSCで18歳以下女子に出場予定となっている。


3.過去最高記録となる世界46カ国が参加


今大会では、2022年に樹立された前回の記録を上回る46の各国チームが参加。

個人成績のトータルが重要となるチーム金メダルを目指して競い合う。現在の国別チームで世界チャンピオンであるハワイは、オーストラリアの記録に近づくべくタイトルを防衛し、通算6回目の世界チャンピオンを獲得することができるのか!?

また、日本は2018年に伊良湖で開催されたISA World Surfing Gamesで国別金メダルを獲得したことはあるが、WJSCにおいては未だ国別金メダルを獲得したことがないため、今回の波乗りジャパンたちの活躍に期待したい!!


4.今大会から参戦する新しい国の代表チームは!?


すでにISA World Surfing Gamesには参戦しているチェコ共和国、ハンガリー、ウクライナの3カ国の代表チームが今回初めてWJSCに出場。

ルーマニアは史上初のISAイベントとして今大会に参加する。


5.総勢365人のアスリートが4つの部門で競い合う

●16歳以下女子(Girl’s U16)
●16歳以下男子(Boy’s U16)
●18歳以下女子(Girl’s U18)
●18歳以下男子(Boy’s U/18)


6.男女平等。過去最高となる177名の女子選手が参戦。

2023年のWJSCでは、過去最高となる177 人の女子選手(出場選手の44%)が各国を代表して出場。

2017年以来、ISAはワールドチャンピオンシップ・シリーズ全体で男女平等に出場枠を提供し、サーフィンにおける女性の参加と男女平等を促進している。


7.観戦できるのはどこ?

ライブWebキャストは、現地ブラジル時間の11/24(金)から 12/3(日)、日本時間の11/25(土)から12/4(月)までwww.isasurf.orgでストリーミング配信予定。

結果、チーム名簿、写真、ビデオ、および競技に関するニュースについては、isasurf.org に更新されていく予定となっている。


8.ISAのSNSをチェックすれば最新情報をチェック可能!

ISAは、Facebook、Instagram、Twitter、YouTubeといったSNSに競技会の最新情報、写真、ビデオを投稿予定。

フォロー、チャンネル登録がまだという方はフォロー&チャンネル登録をよろしくお願い致します。また公式ハッシュタグ #ISAworlds を使用することを忘れないでください。

Facebook: International Surfing Association
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9.スケジュール(現地時間)

・11/24(金)-オープニングセレモニー、マクンバビーチ。15:30-現地時間
・11/25(土)~12/2(土):競技日
・12/3(日):決勝戦および閉会式


>>ISAオフィシャルサイト



yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ