Photos by ISA. Text by colorsmagyoge.
金メダル獲得に期待! 大会最終日に駒を進めた波乗りジャパンのメンバーは松岡亜音、渡邉壱孔、岩見天獅、小野里弦、岡野漣の5名!
ブラジルのリオデジャネイロを舞台に開催中となっているISA World Junior Surfing Championship(WJSC)は、現地時間の11/30(木)、日本時間の12/1(金)にコンテストDAY6が行なわれ、さらにサイズダウンが進んだ非常に波数の少ないスモール・コンディションの中、男女共に18歳以下となるU-18と16歳以下となるU-16のメインラウンド4の全ヒートを消化。
Girls U-18は松岡亜音がメインラウンド5進出を決める!
Girls U-18でメインラウンド4まで勝ち上がっていた松岡亜音と佐藤季は、組み合わせの妙により同じヒート5に組み込まれ、Zoe ChaitとBrianna Barthelmessと対戦。
波数が非常に少ないだけでなく、ハイスコアに繋がるポテンシャルの高い波が皆無に等しい厳しいコンディションにどの選手たちも翻弄される中、松岡亜音が世界レベルのハイクオリティーなターンでトータルスコア8.14ptをまとめ、メインラウンド5へ進出を決めてくれた!
Boys U-18はヒート4の岩見天獅がトータルスコア11.17ptをマークして1位でラウンドアップ! 渡邉壱孔は5本目で5.57ptを叩き出し、大逆転を果たして2位に食い込み共にクォーターファイナルへと駒を進める!
Boys U-18メインラウンド4のヒート4に登場の渡邉壱孔は、ヒート前半戦に全く良い波を掴むことができず、その一方でグッドスコアをまとめたFrancisco OrdonhasとTitus Santucciがリードを保つ絶望的な状況の中、5本目の波で5.57ptを叩き出して逆転2位に浮上!
続くヒート5に登場の岩見天獅は、2本目から4.00ptをまとめると、4本目の波では6.67ptのグッドスコアをマーク!!
さらに6本目の波では4.50ptをスコアしてバックアップをさらに伸ばし、トータルスコア11.17ptを叩き出し、渡邉壱孔と共にクォーターファイナル進出を決めた!!
Girls U-16は、メインラウンド4で鈴木莉珠と、昨年の今大会の銅メダリスト池田美来が同じヒートに組み込まれ、共に惜しくも敗退。
波のコンディションが不十分だったためこの日の前日にあたるコンテストDAY5に消化できずにいたGirls U-16のメインラウンド3のヒート11に登場の池田美来は、6.07ptと5.67ptをまとめて1位でメインラウンド4へ。
迎えたメインラウンド4のヒート5では同じ波乗りジャパンのメンバーである鈴木莉珠とLanea Mons、Sierra Kerrと対戦。
ここで波乗りジャパン2名がワンツーフィニッシュを決めてくれることに期待がかかったが、好スタートを切るSierra Kerrと、4本目の波で8.00ptのエクセレントスコアを叩き出して一気に1位に躍り出たLenea Monsに完全に流れを持っていかれる形となり、惜しくもここで敗退となってしまった。
Boys U-16は岡野漣と小野里弦がクォーターファイナル進出!
Boys U-16のヒート5には岡野漣が登場。
1本目で5.00pt、2本目に4.37ptと、このヒートでこの2本の波しか掴むことができなかったにも関わらず、その実力でスコアをまとめ、2位のポジションでクォーターファイナルへ。
ヒート6の小野里弦も1本目で4.00ptをスコアして先手を取ると、2本目に3.67ptをバックアップにまとめ、ヒート後半に波がまったく来なくなったこのヒートを制し、1位でラウンドアップを果たした!!
現時点で日本は国別ランキング6位。波乗りジャパン、金メダル獲得なるか!? 日本時間の12/1(金)19:30より、いよいよ運命のファイナルデイがスタート!!
ポディウム1をメイン会場に、ポディウム2での予定も含めたスケジュール表と、残る波乗りジャパンのメンバーたちの各クラスのヒート表は下記の通り。
残る波乗りジャパンはGirls U-18の松岡亜音、 Boys U-18の渡邉壱孔と岩見天獅、Boys U-16の小野里弦、岡野漣の5名のみ。
果たして、波乗りジャパンはメダルを獲得することができるのか!?
下記は、これからファイナルデイを迎える波乗りジャパンによるオフィシャルコメント。
「日本は現在6位だが上位の国は稀に見る混戦でファイナルデイの5名の結果次第では日本も充分に金メダルが狙える位置にいます。夕方のミーティングでさらに一致団結した波乗りジャパン戦士たちの活躍を明日も応援よろしくお願いいたします。」
波乗りジャパンのさらなる快進撃に期待したい!!
Go Japan!!