Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.
宮崎の小倉ケ浜を舞台を舞台にMENS、WOMENS共にQS1000とプロジュニアQS1000が同時開催された”The Open Surfing HYUGA PRO”は、12/10(日)にコンテスト・ファイナルデイを迎え、前日より弱冠サイズアップしたセットで腹前後のコンディションの中、すべてのカテゴリーのファイナルまでのスケジュールを消化。
プロジュニアQS1000のMENSはグーフィーのセットに狙いを定め、ソリッドなバックサイド・サーフィンでヒート開始早々8.75ptのエクセレントスコアを叩き出した酒井仙太郎が自身初のプロジュニア優勝を果たす!!
プロジュニアQS1000のMENSは酒井仙太郎と浜谷凪による一騎討ち。
ヒート開始早々、両選手共に波を掴む白熱した展開でスタートを切った中、酒井仙太郎がこの1本目のバックサイドで8.75ptのエクセレントスコアを叩き出す!
まさにLIVE中継で解説をつとめた宮崎出身のプロサーファー渡辺寛も唸らせるほど、波の変化に合わせた強弱のあるターンを連発し、さらに4本目には7.00ptをバックアップにまとめ、トータルスコア15.75ptをスコアして見事自身初となるQSプロジュニア優勝を果たした!!
今シーズンは思うように勝つことができず、本人としては苦しい一年となったようだが、最後の最後で素晴らしい結果を残して自分の限界を突き破った酒井仙太郎の今後のさらなる成長と活躍に期待したい!!
プロジュニアQS1000のWOMENSは先輩トッププロの中塩佳那を相手に7.50ptと6.50ptを叩き出した池田美来が優勝!
プロジュニアQS1000のWOMENSのファイナルは、中塩佳那と池田美来による対戦。
先日インドネシアの西パプアで開催されたプロジュニアQS1000とQS1000の両方でW優勝を決め、勢いに乗りまくっていた中塩佳那が優勢に思える中、それにも臆さない攻めの池田美来は1本目から4.25pt、2本目には5.00pt、さらに4本目には7.50ptのハイスコアを叩き出して終始ヒートをリード。
さらに6本目には6.50ptのグッドスコアでバックアップスコアを塗り替え、逆転を狙う中塩佳那との差をさらに広げる形で価値ある一勝を挙げた!
1本目の波で6.00ptのグッドスコアをマークした川瀬心那がWOMENS QS1000を制す!
WOMENS QS1000のファイナルは、セミファイナルのヒート1で池田美来を抑えた川瀬心那と、セミファイナルのヒート2で7.25ptのハイスコアを叩き出して佐藤季との接戦を制した鈴木莉珠による戦い。
両者共に優勝できる可能性を秘めているだけに勝負の行方が見えない試合展開が予想されたが、川瀬心那が1本目に掴んだ波で6.00ptのグッドスコアをマーク。
対する鈴木莉珠も1本目で5.25ptをスコアしたものの、川瀬心那が2本目に4.25ptをバックアップにまとめると、逆転を狙う鈴木莉珠はポテンシャルの高い波をじっくりと待ち続けるが、その波が来ることがないままヒートは終了。
川瀬心那が見事優勝を飾った!
「最初に波が来たんですけどその後あまり波が来なかったので緊張しました。」川瀬は言った。「前のヒートを見ていて後半は波が止まっていたので、自分のヒートも前半にいい波が来るんじゃないかなと思っていたのでセットを狙っていたら本当に来てくれたのでよかったです。」
アンダープライオリティーで掴んだ5本目のレギュラーの波で7.25ptを叩き出した矢作紋乃丞がトータルスコア13.35ptでMENS QS1000で優勝を決める!!
MENS QS1000のファイナルは、コンテストDAY3まで得意のエアリバースでエクセレントスコアを連発してた鈴木仁をセミファイナルのヒート1で下した大音凛太と、大会を通して好調なサーフィンを魅せて勝ち上がり続けてきた矢作紋乃丞による対戦。
1本目から5.75ptをマークした矢作紋乃丞は、その後もテンポよく波を掴み、4本目の波ではバックサイドで6.10pt、さらにアンダープライオリティーで掴んだ5本目のレギュラーではファーストターンとフィニッシュを切れ味鋭いリッピングで決めて7.25ptをマーク!
この1本が決め手となり、6本目の波で6.45ptをスコアしていた大音凛太に付け入る隙を与えぬまま見事優勝を勝ち獲った!!
おめでとう!!
大会期間中を通して十分な波に恵まれ、各カテゴリーすべてにおいてエキサイティングなサーフィンバトルが繰り広げられた”The Open Surfing HYUGA PRO”!
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