MENSは五十嵐カノア、Connor O’leary、稲葉玲王、WOMENSは前田マヒナ、都筑有夢路、松田詩野! プエルトリコで開催の2024年ISA WSGの日本代表波乗りジャパンのメンバーが決定!

2024年ISA WSG(プエルトリコ)日本代表発表の記者会見がJAPAN SPORT OLYMPIC SQUAREで行われ、代表監督宗像富次郎氏より代表選手以下の通り発表された。

そのメンバーは下記の通り。



2024年ISA WSG(プエルトリコ)日本代表選手
男子
五十嵐カノア
稲葉玲王
Connor O’leary

女子
松田詩野
都筑有夢路
前田マヒナ

補欠選手 脇田泰地、松岡亜音


ISA WSG 2024の大会結果で、Connor O’learyは5位以内、女子2名、都筑有夢路、前田マヒナは7位以上の結果でパリ2024オリンピックの代表権を獲得。女子は団体で優勝すると参加追加枠が獲得できる。

WSJの大会参加がオリンピック代表ではなく、試合の結果で委員会で検討し決定される。

審査の基準は、過去の実績と現在の実力、今年度のWSLランキングの成績が考慮される。

今後の選手の予定は、WSLのCT選手は試合が始まるのでその調整しながら、他の選手はハワイのパイプラインでの練習がメインとなる。

2月末までハワイ、ノースショアのパイプラインはタヒチのチョープー(Teahupo’o)に波が似ているので、実践を想定しての調整に入る。

代表選手が発表された後、選手全員が揃ってのシューティングタイムとなった。


コロナの時期を含め4年ぶりに代表選手が揃う会見となり、選手がそれぞれ大会の意気込みを述べ、さらにコーチ、大野修聖、田中樹らの会見も行われた。


大野・田中 : 世界で戦っている選手多いので、最強のチームだと思っています。優勝を狙っています!!

質問: 大きな波の恐怖心はどうやって克服するのか? どんな波に乗るのが良いのか?

田中: 波の恐怖心、人間は水の中では息はできないが、経験でカバーしていく。
長く入るスキル、長く乗れる波を選ぶ、ウネリの向きもあるので、そういう事が大事。


大野:田中コーチが言うように、どの波を乗るかというのが重要なポイントになってくる。
165 cm のボード、一昔前は2Mとか長いボードが主流だった。近年はサーファーのレベルがどんどん上がり、波の中でテイクオフ、波のそそり立つところからテイクオフするので、サーフボードが短くなって、テクニカルになっている。フィンも3本、4本、5本など、、

田中: チョープー(Teahupo’o)で使用するボードは自分の身長よりプラス10cm 長いか同じくらい。サーフボードにはは厚さがあり、そそり立つ箇所でテイクオフするためのチューニング、ボードの体積を上げて調整することが必要。


質問: チョープー(Teahupo’o)はグーフィーが有利なんでしょうか?

大野: バックサイドでも背中の使い方のテクニックがついてくれば関係ないですし、結果を出している選手もいます。

田中: 僕の見解は、フロントが視野が広く、ボードの踏み込みができるのでスピードが上がるので有利かなと思っています。

コーチの二人は役割を決めていて、大野修聖は海に一緒に入って選手を指導するパフォーマンスコーチ、田中樹はフィールドから波の選択や戦略を指導するコーチ。

現役時代は国内、海外で最前線で活躍した二人、今大会のサーフィンとこれからのサーフィンを見据え、最高のサポートで選手、チームの準備をし、2024年を迎える。

Go Japan!!


2024年ISA WSG(プエルトリコ)日本代表発表,記者会見
場所: JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE
開催日: 2023年12月25日(月)12時30分
登壇者:日本サーフィン連盟         
理事長   酒井厚志
福理事長   佐藤正麗穂
強化委員長  牛越峰統
代表監督     宗像富次郎
事務局長     関口嘉雄




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カラーズマガジン編集部