Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.
能登地震で被害に遭われた皆さま、心よりお見舞い申し上げます。
未だ救助活動が難航する中、1日でも早い復興を心よりお祈りします。
カリフォルニアのサンディエゴ、オーシャンサイドで開催されていたWSL主催の世界一のプロジュニア決定戦WJCは、現地時間の1/14(日)、日本時間の1/13(土)にファイナルデイが行なわれ、MENS、WOMENS共にファイナルまでの全スケジュールを消化。
ラウンドオブ16で敗退となった矢作紋乃丞、岩見天獅、都築虹帆の9位が日本人最高順位となった中、MENSはJett Schilling、WOMENSはSierra Karrが2023年プロジュニア・ワールドタイトルを獲得した!
幼い頃から世界の注目を浴び続けるSierra KarrがWOMENSプロジュニア・ワールドチャンプに輝く!
世界各国から多くのスター選手たちが顔を揃えた中で迎えたWOMENSファイナルは、Sierra Karrと、現在QSノースアメリカ・ランキング1位のZoe Benedettoとの対戦。
父親のJosh Karr譲りのプログレッシブなサーフスタイルを武器に、7.83ptでヒートの幕開けを飾った後、9.00ptのエクセレントスコアをマーク!
対するZoe Benedettoも8.00ptのエクセレント・スコアを叩き出したものの逆転には至らず、見事Sierra Karrが2024WJCプロジュニア・ワールドチャンプとして歴史にその名を刻んだ。
Sierra Karrは今回の優勝に対して、
「今大会ではあまりいいサーフィンができていないと感じたまま決勝に臨みました。でも決勝ではいいサーフィンをすることができました。来たてくださったみなさん、見てくださったみなさん、本当にありがとうございました。」
とコメントを残した。
Jett Schillingが2018年以来初のプロジュニア・ワールドタイトルをカリフォルニアに奪還!
MENSファイナルはカリフォルニア屈指のサーフタウン、サンクレメンテ出身のJatt Schillingと、ハワイのマウイ島出身のJackson Bunchによる対戦。
1本目の波で6.33ptをまとめてリズムを掴んだJatt Schillingは、その後切れ味鋭いスタイリッシュなバックサイドでビッグターンを繰り出し8.33ptのエクセレントスコアをマーク!!
対するJackson Bunchも6.00ptをスコアするが、その追従を許さないJett Schillingが6本目には7.17pt、さらに7本目の波で7.90ptとハイスコアを重ねてバックアップスコアを塗り替え、見事2023年WJCプロジュニア・ワールドチャンプに輝いた!
「信じられないです」Jett Schillingは言った。「まず神様と家族に感謝したいです。今回優勝できたことは本当に特別なことです。友達もみんなここにいるし、本当に非現実的な出来事です。皆さんありがとうございます。今シーズンは友達全員でCT入りできるようにもっと頑張りたいと思っています!」
こうして無事に幕を閉じた2023年WJC。
その結果は下記の通り。
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MENS
優勝:Jett Schilling
2位:Jackson Bunch
3位:Levi Slawson、Leo Casal
9位:岩見天獅、矢作紋乃丞
WOMENS
優勝:Sierra Karr
2位:Zoe Benedetto
3位:Sol Aguirre、Talia Swindal
9位:都築虹帆
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見事プロジュニア・ワールドチャンプに輝いたJett SchillingやSierra Karrをはじめ、上位に食い込んだ各国のトッププロジュニア、さらには9位となった日本人選手たちが数年後にはCTで活躍してくれることを楽しみにしたい!
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