能登地震で被害に遭われた皆さま、心よりお見舞い申し上げます。
未だ救助活動が難航する中、1日でも早い復興を心よりお祈りします。
5×ワールドチャンプCarissa MooreがCT第1戦”Piro Pro”とCT第6戦”Tahiti Pro”、2024年パリ五輪を最後の試合として競技シーンから引退することを表明したとWSLから正式に発表された。
ハワイのオアフ島、サウスショア出身の現在31歳の彼女は、地元ハワイのパイプに出場し、その後ワイルドカードを得てパリ五輪と同会場のタヒチのチョープーでの試合に参戦。
WSLのCTでCarissa Mooreの活躍を観ることができるのはこれが最後となる。
WSLスポーツチーフのJessi Miley-DyerはCarissa Mooreの今回の引退表明に対し、
「Carissa Mooreがこの決断を共有した中で私たちは彼女の新しい旅路と彼女がサーフィンに与えた多大な影響を改めて誇りに思います。彼女はワールドチャンピオンでありサーフィン界のロールモデルです。その優雅さ、競争力の卓越性を体現してきた彼女の功績はスポーツを超えてサーフィンに新たなレベルへと引き上げ、進歩をもたらしました。」
と発表。
生まれながらのコンペティターであり、常に最高のパフォーマンスを発揮し続け、2010年以来CTでその素晴らしさを披露してきたCarissa Mooreは、今回の引退に対して下記のようにコメント。
「ジャージーの外に何があるのかを見るのが楽しみです。私は引退という言葉は好きではありません。なので今回の決断に対して新しい出発、またはさらなる進化を求めてギアを切り替えると言いたいです。」
パイプラインでは2度の準優勝、そして昨年は優勝を果たしているCarissa MooreはCT入りする前にワイルドカードで出場した時に挙げた1勝を含めるとトータルで5回もハワイでのCTで優勝。
2020年東京オリンピックでサーフィン界初の女性金メダリストとなり、今シーズンのパリオリンピックでは金メダル防衛を目指す。
いずれにしても2024年シーズンを以てCarissa Mooreが競技シーンで観ることができなくなると思うとファンとしては非常に残念であるが、彼女が選択した新たなる出発を祝福したい!
Go Carissa!!!