Movie by 牧之原市情報交流課 Text by colorsmagyoge.
能登地震で被害に遭われた皆さま、心よりお見舞い申し上げます。
未だ救助活動が難航する中、1日でも早い復興を心よりお祈りします。
東京オリンピックの際には、その開催前にサーフィンのアメリカ代表チームのホストシティのひとつとなった静岡県牧之原市。
志田下で東京オリンピックが開催される直前には、当時まだ完成を果たしたばかりでオープン前だった静波サーフスタジアムをはじめ静波海岸がアメリカ代表チームの強化合宿の場となり、その際に行なわれた牧之原市民たちとの交流会では、アメリカ代表選手たちの中で唯一つたないながらもそこに愛のこもった日本語での挨拶を含めたスピーチを披露し、親日家としての一面も魅せてくれたのがCarissa Mooreだった。
東京オリンピックで史上初のサーフィン金メダリストに輝き、5×ワールドチャンプでもあるそんな彼女が、今シーズンのCT第1戦”Pipe Pro”とCT第6戦”Tahiti Pro”、そしてパリオリンピックを最後の試合とし、今シーズンをもって競技シーンから引退することを表明したことについてはすでに今朝の記事でお伝えさせて頂きましたが、今回はそんな彼女がAlohaスピリッツを世界に伝えるために自らが発足させたムーア・アロハ財団の活動の一環として2022年に再び日本の牧之原市を訪れたその訪問記を収録した牧之原市情報交流課によるショートドキュメンタリー映像をお届け！
「牧之原市にまた戻ってきます」- コロナ渦で叶わなかった約束を果たすため –
ALOHA SPIRIT（アロハスピリッツ）
思いやりやお互いへの配慮、協調性、喜びを分かち合い、そして謙虚にすべてに敬意を払うなど、現地ポリネシアン・リアルハワイアンたちから受け継がれる愛情溢れる”心と精神の在り方”とのこと。
きっと引退後も、その選手として遺してきた偉大なるキャリアとムーア・アロハ財団の活動を通し、ハワイで誕生して世界に普及して進化したサーフィンというスポーツが持つアロハスピリッツの本質、サーフィンが立ち返るべき原点の心と精神を世に広めてくれることだろう。
例え競技シーンの一線から退いても、そこからさらにサーフィンを高次元へと上昇させる役割を果たしていくに違いないCarissa Mooreの動向からますます目が離せなくなりそうだ。
