ウエスタン・オーストラリアのマーガレットリバーで行なわれたCT第5戦”Western Australia Margaret River Pro”でミッドシーズンカットをクリアできず、フルタイムCTサーファーとしての現役を終えることとなってしまった11×ワールドチャンプKelly Slaterが、2024年パリ・オリンピックのサーフィン会場でもあるタヒチのチョープーを会場に5/22(水)から5/31(金)に渡って開催されるCT6戦”SHISEIDO TAHITI PRO”と、フィジーのクラウドブレイクを舞台に8/20(火)から8/29(木)をコンテスト期間とするCT第9戦”Corona Fiji Pro”の2戦に、ワイルドカードで出場することがWSLより正式に発表された。
通算CT56勝の記録を持つKelly Slaterの輝かしいキャリアの中で、そのうち5勝はタヒチのチョープー(2000年、2003年、2005年、2011年、2016年)で、さらにそのうちの4勝はフィジーのクラウドブレイク(2005年、2008年、2011年、2012年)で挙げたものであり、CT史上に残るパーフェクト10ptライドを2本揃えるトータルスコア20pt満点のパーフェクトヒートをタヒチで2回(2005年、2016年)、フィジーで1回(2013年)成し遂げていることから、今回Kelly Slaterにワイルドカードが与えられることとなった。
また、Kelly Slaterはオーストラリアのゴールドコーストのスナッパーロックスで4/27(土)から5/4(土)に渡り開催予定のCS開幕戦”Bobsoy Gold Coast Pro”にも出場する予定とのこと。
日本からは大原洋人、伊東李安琉、安室丈、大音凛太、都筑有夢路、脇田紗良、都築虹帆、松岡亜音の8名が参戦!
日本人選手たちの活躍にも期待したい!!
さらにWOMENSの5×ワールドチャンプのCarissa Mooreと、タヒチ出身のVahine Fierroが、タヒチのチョープーで開催のCT6戦”SHISEIDO TAHITI PRO”にワイルドカードでの出場が決定。
また、来年2025年CT前半戦に参戦可能なワイルドカードに関しては、今シーズン1年間を休息期間として欠場を表明したFilipe ToledoとStephanie Gilmoreといったワールドチャンプ2名に加え、マーガレットリバーでミッドシーズンカットを落としてしまったLakey Peterson、そして今シーズンの開幕戦直前にパイプラインで負った怪我により欠場を余儀なくされているJoao Chiancaの4名に与えられることが決定となった。