Photos by ISA. Text by colorsmagyoge.

Photos by ISA / Pablo Franco.

10ftオーバーのセットが押し寄せる怪物と化したコンテストDAY3のチョープーで狂気のチャージを魅せ、ワールドチャンプFilipe Toledoを下してクォーターファイナルへと駒を進めた稲葉玲王。Reo Inaba. Photos by ISA / Beatriz Ryder.

ラウンド1では8.33ptのエクセレントスコアを叩き出し、ラウンド2ではこの日のベストシングル・スコア2位となる7.67ptをマークするなど、世界各国の代表選手たちを相手に、堂々とチョープーのチューブをメイクして魅せた松田詩野。日本の女子サーフィンをネクストレベルに塗り替えるゲームチェンジャー。ラウンド3での快進撃にも期待したい!Shino Matsuda. Above : Photo by ISA / Pablo Franco. Below : Photo by ISA / Pablo Jimenez.

オリンピック開催直前に足に怪我を負いながらも、そのハンデすら感じさせないチューブを披露し、ラウンド3では金メダル獲得有力候補選手であったアメリカ代表のJohn John Florenceに勝利したオーストラリア代表のJack Robinson. Photo by ISA / Pablo Franco.

ラウンド3では五十嵐カノアと対戦し、2本目に掴んだ波で9.90ptを叩き出したブラジル代表でワールドチャンプのGabriel Medina. グーフィーの巨大なチューブオンリーのチョープーを舞台とする今大会において、金メダルを獲得する可能性が最も高いのは彼に違いないだろう。Gabriel Medina. Photo by ISA / Pablo Jimenez.

Miss Tahiti. Photo by ISA / Pablo Franco.

本格的なコンディションとなったコンテストDAY3のチョープーで行なわれたMENSラウンド3でハイエスト・トータルスコアとなる18.13ptをマークしたフランス代表のJoan Duru. Photo by ISA / Tim Mckenna.

東京オリンピック銀メダリストであり、今回のパリオリンピックにおける日本代表選手の中でもメダル獲得の期待が最も高かった五十嵐カノア。Gabriel Medinaを相手に最後まで諦めず逆転を狙ったが、惜しくも今大会を9位でフィニッシュすることとなった。Kanoa Igarashi. Photo by ISA / Pablo Franco.

地元タヒチ出身、フランス代表のKauli Vaastはラウンド3でアメリカ代表のGriffin Colapintoに勝利。本格的なコンディションとなったチョープーでも確実にいい波を選び、ローカルナレッジが光る一勝を挙げてクォーターファイナル進出を決めた。Kauli_Vaast. Photo by ISA / Pablo Jimenez.

人はなぜ天に手を合わせて祈りを捧げるのか。科学で証明できないものは軽視され淘汰される物質最優先の資本主義な現代においても人が咄嗟に祈りを捧げてしまうのは、遥か太古の昔から受け継がれる血に眠る記憶が目見にえない神々や精霊と呼ばれる最も重要な存在を知っているからなのかもしれない。まさに歴史に残る名勝負。ヒート終了間際に掴んだ波で8.80ptを叩き出し、Ramzi Boukhiamを相手に大逆転勝利を収めたJoao Chiancaによる、天に届いた祈りの瞬間。Joao Chianca. Photo by ISA / Pablo Franco.

Photo by ISA / Tim Mckenna.

Photos by ISA / Beatriz Ryder.

オーストラリアで生まれ育ち、オリンピック日本代表選手として今大会に出場を果たしたConnor O’Learyは、歴代グランドチャンプ柄沢明美プロを母に持つハイブリッドな日本人プロサーファー。まさに血統書付きのサラブレッドなのである。五十嵐カノアと同様、今大会を9位でフィニッシュした。Connor O’Leary. Photo by ISA / Tim Mckenna.

Photo by ISA / Beatriz Ryder.

2024年パリ・オリンピックのサーフィン大会出場選手たちの貴重な集合カット。果たして、この中でメダリストに輝くのは誰なのか!?勝ち残っている稲葉玲王と松田詩野のさらなる快進撃に期待したい!! Go Japan!!! Photo by ISA / Pablo Franco.


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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ