Movie by Surf Abu Dhabi. Photo by WSL.

アブダビにできたKelly Slater Wave Co.の最新ウェイブプールが2024年LT第3戦と、2025年CTの会場になることがWSLより正式に発表された。

Kelly Slater Wave Coが最新技術を集結して完成を果たしたサーフ・アブダビは、現時点で世界最長距離と最高品質の人工的な波を生み出すウェイブプールであると言って過言ではないだろう。

「私たちはサーフアブダビが世界最高のサーファーをはじめ、今後のサーフィン界により多くのものをもたらす無限の可能性に期待しています。」WSL CEOのRyan Crosbyは言った。「進化する波のテクノロジーとアブダビという地域自体が、WSLにとって非常に興味深い機会をもたらしており、今後数ヶ月以内にそれが実現することを楽しみにしています」

「Kelly Slater Wave Co.とサーフ・アブダビとのコラボレーションにより、あらゆるレベルやコミュニティーからサーファーをこの地域に迎え入れ、新世代のサーファーを育成する準備が整いました。私たちは力を合わせて完璧な波を何度でも提供し、あらゆるレベルに適した新しい波のプロファイルを提供すると共に、世界初の海水ベースのウェイブプールという独自性を備えた施設を完成させました。この地域が世界最高のサーファーと新たなファンを迎え入れることが待ちきれません」

とQホールディングのグループCEOBill O’Reganは語った。

サーフアブダビが2025年CTの第何戦目の会場となるかについては、2024年のLEXUS WSL FINALSが終了して2024年のワールドチャンプが決定した後に正式に発表される予定。

その一方でLT第3戦”the Abu Dhabi Longboard Classic”はサーフアブダビを会場に現地時間の9/27(金)から9/29(日)の3日間に渡って開催される予定となっており、MENSでは浜瀬海や井上鷹、WOMENSでは田岡なつみといった日本人選手たちも参戦することが予想される。

果たして、新しいKelly Slater Wave Co.のウェイブプールを舞台に、どんなドラマが展開されるのか!?

ウェイブプールならではの見どころと共に、新しいその人工的な波で世界のトッププロたちがどんなライディングを魅せてくれるのかが楽しみでならない。

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ