Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.
フィジーのクラウドブレイクを舞台に開催されていたCT第9戦”Corona Fiji Pro”は日本時間の8/24(土)にファイナルデイを迎え、MENS、WOMENS共にファイナルまでの全スケジュールを消化。
注目の日本人選手たちの活躍は、イリミネーション・ラウンドで同じ日本代表選手のConnor O’Learyに敗退となった五十嵐カノアが17位、ラウンドオブ16でパリ・オリンピックの銀メダリストJack Robinsonに敗退となったConnor O’Learyが9位でフィニッシュとなった。
そんな中、ラウンドオブ16ではJohn John Florence、クォーターファイナルではImai Kalani DeVault、セミファイナルではEthan Ewingを倒してファイナルへ進出した和井田理央が、インドネシア初となるCT準優勝を果たす快挙を成し遂げた!!
「フィジーに来るのは初めてでしたが、とてもリラックスできました。」和井田理央は言った。「波がホームブレイクに似ていて自分のサーフィンにとても合っていたのでとても楽しかったです。決勝に進出できたことをとても誇りに思います。もちろん勝ちたかったですが、インドネシアのために準優勝できたことがとても嬉しいです。この世界トップレベルの中でも自分がトップ10に入れることがわかったので、来年はWSL FINALS 5に入ってワールドタイトルを目指して戦いたいと思います。」
和井田理央がホームとするバリのウルワツは世界指折りのパーフェクトなロングレフトとして知られる場所。
今大会でフィジーの波に対して初めてではない不思議な感覚を持ってサーフィンできたことが、今回の素晴らしい結果の勝因と言えるのかも知れない。
来シーズンはさらにパワーアップするに違いない和井田理央が、2025シーズンのワールドタイトル争いに絡んで来る可能性は大!!
Go Rio!!!
今大会において特筆すべきは、MENSはGriffin Colapintoが優勝を果たした中、なんとWOMENSでは弱冠17歳でワイルドカードで今大会に出場したErin Brooks優勝を飾ったこと。
ファイナルではTatiana Weston-Webbを倒し、セミファイナルではMollu Picklum、クォーターファイナルではCaitlin Simmersに勝利。
まさに現在の世界トップWOMENSたちを相手に次々と挙げていく勝利の数々は、彼女の実力が十分であることを証明するには十分過ぎると言えるだろう。
来シーズンはCT入りを果たし、ルーキーにしてワールドタイトルを獲得する可能性すら感じずにはいられないErin Brooksの今後の活躍から目が離せない!
今大会を無事に終え、いよいよワールドタイトル決定戦となるWSL FINALS 5に出場できる選手たちも決定。
そのリストは下記の通り。
【WSL FINALS 5出場選手リスト】
WOMENS
1.Caitlin Simmers(USA)
2.Caroline Marks(USA)
3.Brisa Hennessy(CRC)
4.Mollu Picklum(AUS
5.Tatiana Weston-Webb(BRA)
MENS
1.John John Florence(HAW)
2.Griffin Colapinto(USA)
3.Jack Robinson(AUS)
4.Ethan Ewing(AUS)
5.Italo Ferreira(BRA)
果たして、カリフォルニアのロウワー・トラッセルズを舞台に、ワールドタイトルを獲得するのは誰なのか!?
現地時間の9/6(金)から9/16(土)をコンテスト期間とするWSL FINALS 5をお見逃しなく!!