Movie by Dylan Graves. Text by colorsmagyoge.


ドイツのミュンヘンにオープンを果たし、そのハイクオリティーな波質で世界中のサーファーたちの間で話題となっている”サーフタウン・ミューク(SURFTOWN MUC)”。

ホワイトウォーター社のエンドレスサーフというシステムを駆使して波を生み出すこの世界最先端の造波装置は、およそ2万m2の施設面積を有し、10秒おきに最長で180mのロングライド可能な波を生み出すことが可能だ。

さらに特筆すべき点は、全体の80%の電力を施設自体が保有する太陽光発電から供給し、すべての電力が再生可能なエネルギー源から補われていて、なおかつ二酸化炭素の排出量と吸収量が同等なカーボンニュートラルをクリアした世界初のサステナブルなシステムであるということ。

その波質自体がハイクオリティーであるだけでなく、環境にも配慮されているという点においても注目度の高い理由の一つなのである。

遡ること数ヶ月前、なんとそんなサーフタウン・ミュークに、3×ワールドチャンプであり、世界最速のサーファーと評されるMick Fanningがショーアップ!!

およそ3時間に渡り、世界的人気プロサーファーYoutuberとして活躍するDylan Gravesと共に、その最高の波を堪能した。

なんと今回、Mick Fanningが遥々ドイツのミュンヘンまで足を運び、サーフミュークを訪れたその理由は、現在計画されているゴールドコースト初のウェイブプールの視察。

オーストラリアではすでにMick FanningがビジネスパートナーであるLuke Altschwagerと共に記者会見を通してゴールドコーストにホワイトウォーター社製のウェイブプールをオープンさせることを正式に発表したこのタイミングで、Dylan Gravesがオンライン上で初公開した世界最速のサーファーMick Fanningのサーフタウン・ミュークでのライディングの数々を収録した最新クリップをお届け!

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ