f/s Deep Bottom Turn by Goro Aihara. Photos & Text by colorsmagyoge.

西高東低の冬型の気圧配置により全域に渡って早朝からオーバーヘッドのオフショアのグッドコンディションに恵まれた11/27(水)の湘南エリア。

H.L.N.AのDA BOSSであり、MAGIC NUMBER、REEF、そしてJulian WilsonとのRivvia Projectを新たに始動させ、大原洋人や松田詩野といった日本が世界に誇るトッププロサーファーたちをバックアップする傍らで、未だ自分自身もサーフィンに対する情熱は冷め止むことのないプロサーファー中村竜と連絡を取り合いつつ、気になるビーチサイドをチェックしてみるが、思ったようなコンディションではなく、再び鎌倉に向かって車を走らせた。

ちょうどそのタイミングで再び中村竜からの電話が鳴り、なんと先ほどまでチェックしていた鎌倉の某リーフの目の前にある駐車場で、90年代のジュニアシーンを揺るがした茅ヶ崎出身の相原吾郎と偶然会って今からサーフィンを一緒にやるというので、300kmのスピード違反全開で鎌倉へ。

相原吾郎はcolorsmagが育った茅ヶ崎の先輩にあたり、まだ雑誌が主流メディアだった頃にはサーフィンライフの四国特集で見開きを飾り、さらには当時絶大なる影響力を持っていたFINEでもよく取り上げられていた現在は610 surfbaordsシェイパーである610-chang率いるLINEチームのメンバーでもあり、そして中村竜もそのLINEメンバーの1人であったことから、中村竜と相原吾郎自身、オリジナルLINEメンバー同士のこのタイミングでの再会にバイブスがぶち上げっている様子で、その当時を身をもって知るcolorsmag的にとっても激アツなセッションとなった。

Ryu Nakamura.

Goro Aihara.

Unknown Kids Surfer.

波は見た目以上にハードで、さらに富士山にかかっていた雲があっという間に抜けて冬の澄んだ空気にくっきりと雪化粧の富士山が見え始めたことから、西よりのオンショアが来るのも思った通りに早く、うねりはヨレはじめた。

そんな中でもいい波を数本掴み、まさかの偶然の必然に久しぶりに再開したオリジナルLINEメンバー相原吾郎と中村竜の2名は波が悪くなるまでこの波を共に堪能した。

また次にこうして波のいい時に偶然会えるのはいつになるのだろうか。

そう思うと、colorsmagにとってもこの日の朝のセッションはとても貴重なセッションとなった。

だからこそまたこの日のような日を迎えられるために、一生滑走!!

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ