Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

フィリピンのアービツトンド・ビーチを舞台に開催中となっているWSL主催のプロジュニア・ワールドチャンプ決定戦WJCは、現地時間と日本時間の1/17(金)にコンテストDAY3が行なわれ、WOMENSのラウンドオブ16とクォーターファイナルを消化。

セットでオーバーヘッド、少し風の影響を受けてうねりがヨレ気味なコンディションとなった中、注目の日本人選手の活躍は、クォーターファイナルで1本目の波からこの日のハイエスト・シングルスコアとなる8.83ptを叩き出した中塩佳那が、ブラジル代表のLaura Rauppを相手に見事勝利してセミファイナル進出を決めた!!

Kana Nakashio. Photo by Cait Miers/WSL.
Kana Nakashio. Photo by Cait Miers/WSL.

その一方で、ラウンドオブ16まで勝ち上がっていた川瀬心那が、ヒート5で昨年のプロジュニア・ワールドチャンプSierra Karrに敗退となり、この前日の1/16(木)に行なわれたMENSラウンドオブ16で敗退となった岩見天獅と同様、今大会を9位でフィニッシュすることとなった。

迎えるコンテストDAY4は大会最終日となり、MENS、WOMENS共にセミファイナルを残すのみ。

中塩佳那はヒート2でペルー代表のArena Rodriguezと対戦予定となっている。

またMENSセミファイナルではインドネシアのBronson Meydiが勝ち残っており、ヒート2でオーストラリアのLennix Smithと対戦する。

Bronson Meydi. Photo by Cait Miers/WSL.

ここを勝ち上がればいよいよファイナル。

そしてファイナルで勝てばプロジュニア・ワールドチャンプに輝くこととなる!

WOMENSのディフェンディング・チャンプであるSierra Karrが姿を消している状況において、優勝の可能性を十分に秘めた中塩佳那が、都筑有夢路以来のプロジュニア・ワールドタイトルを日本に持ち帰ってくれることに期待したい!!

Go Kana!!!

Go Japan!!!

ファイナルデイは現地時間の1/18(土)朝7:45、日本時間の同日朝8:45にネクストコールが発表される予定。

さらなる詳細、LIVE中継は下記リンクよりWSLオフィシャルサイトをチェック!

>>WSLオフィシャルサイト

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ