Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

ハワイのパイプラインを舞台にいよいよスタートとなったCT開幕戦”LEXUS PIPE PRO”は現地時間の1/29(水)、日本時間の1/30(木)にコンテストDAY1が行なわれ、MENS、WOMENS共にオープニング・ラウンドを消化。

注目の日本代表選手である五十嵐カノアとコナー・オレアリーは、セットで4ft前後の波数の少ない難しいコンディションの中でもスコアできる波を見つけ出し、見事1位でラウンドオブ32へと駒を進めた!

じっくりと波を待ってヒートのハイエストスコアとなる6.33ptをバックドアでマークし、和井田理央、そしてルーキーJoel Vaughanを抑えた五十嵐カノア。落ち着いた試合運びが経験値の差を物語る余裕の1勝となった。その一方で、和井田理央は最後まで逆転を狙って波を掴み続け、2位でラウンドオブ32へ進出。ラストウェイブのフィニッシュをメイクしていたら逆転1位の可能性すらあったであろうそのサーフィンは恐るべしポテンシャルの高さを感じさせた。

ハイスコアにつながるポテンシャルのある波が全く来なかったと言って過言ではないタイミングでヒートがスタートとなった中でも、持ち前のパワフルなターンでスコアをまとめ、Jake MarshallとMiguel Pupoの追従を許さなかったコナー・オレアリー。

Colorsmag的注目の11×ワールドチャンプKelly Slaterは、ワールドチャンプItalo Ferreira、そしてSamuel Pupoといったブラジルの強豪選手2名を相手に1位でラウンドアップ。さすがのひとこと。

五十嵐カノア、コナー・オレアリーのさらなる快進撃に期待したい!

Go Japan!!!

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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ