Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

ポルトガルのスーパーチューボスを舞台に開催中のCT第3戦”MEO Rip Curl Pro Portugal”は日本時間の3/17(月)から3/18(火)深夜にかけてコンテストDAY3が行なわれ、WOMENSクォーターファイナルとMENSラウンドオブ32のヒート3までを消化。

WOMENSはセミファイナリストとなるベスト4の選手が出揃った。

MEO Rip Curl Pro Portugalセミファイナル・ヒート表
HEAT 1: Caroline Marks (USA) vs. Molly Picklum (AUS)
HEAT 2: Erin Brooks (CAN) vs. Gabriela Bryan (HAW)

ルーキーErin BrooksがワールドチャンプのCaitlin Simmerを破ってセミファイナル進出!

クォーターファイナルのヒート3は注目のスーパールーキーCaitlin SimmersとワールドチャンプCaitlin Simmersの対戦。

波数の少ないスローな流れとなった中、先手必勝で波を掴むCaitlin Simmersに対し、じっくりと波を待ったErin Brooksは2本目にグーフィーのセットを掴んで鋭いターンを連発するロングライドを披露。

これで6.00ptをまとめると3本目にはバックサイドで6.67ptを叩き出し、大幅にリードする流れに。

しかしCaitlin Simmersも4本目に掴んだ波でさすがワールドチャンプといったソリッドなターンをクリティカルなセクションでメイクしてこのヒートにおける

イエスト・シングルスコアとなる7.07ptをマークしたが逆転には及ばず、Erin Brooksが見事セミファイナルへと駒を進めた。

「このヒートでは多くのミスを犯してしまいました」Erin Brooksは言った。「Caitlinと対戦するのはいつも緊張しますが、わたしたちは長い間お互いを知っているので、それでも楽しいヒートでした。良い波に乗ってスコアを聞くと少し自信が持てます。レギュラーの波は最高の波ではなかったけど、勢いがついていたのであの波に乗れて本当によかったです」

Erin Brooksは迎えるセミファイナルのヒート2でGabriela Bryanと対戦予定。

スーパールーキーのさらなる快進撃に世界の注目が集まる!

コナー・オレアリーはヒート6、五十嵐カノアはヒート12に出場!

注目の日本代表選手たちは、この日はヒートが行なわれなかった。

迎えるコンテストDAY4に行なわれる予定のMENSラウンドオブ32のヒート6ではコナー・オレアリーがCole Houshmandと、ヒート12では五十嵐カノアがMatthew McGillivrayと対戦予定。

さらにインドネシアの和井田理央はとヒート11でDaivid Silvaと対戦予定となっている。

MEO Rip Curl Pro PortugalMensラウンドオブ32ヒート表
HEAT 4: Jake Marshall (USA) vs. Imaikalani deVault (HAW)
HEAT 5: Ethan Ewing (AUS) vs. Gatien Delahaye (FRA)
HEAT 6: Connor O’Leary (JPN) vs. Cole Houshmand (USA)
HEAT 7: Filipe Toledo (BRA) vs. Alejo Muniz (BRA)
HEAT 8: Jordy Smith (RSA) vs. Alan Cleland (MEX)
HEAT 9: Italo Ferreira (BRA) vs. Jorgann Couzinet (FRA)
HEAT 10: Ramzi Boukhiam (MAR) vs. Joel Vaughan (AUS)
HEAT 11: Rio Waida (INA) vs. Deivid Silva (BRA)
HEAT 12: Kanoa Igarashi (JPN) vs. Matthew McGillivray (RSA)
HEAT 13: Griffin Colapinto (USA) vs. Marco Mignot (FRA)
HEAT 14: Miguel Pupo (BRA) vs. Seth Moniz (HAW)
HEAT 15: Leonardo Fioravanti (ITA) vs. Jackson Bunch (HAW)
HEAT 16: Barron Mamiya (HAW) vs. Edgard Groggia (BRA)

Kanoa Igarashi. Photo by Laurent Masurel/World Surf League.
Connor O’Leary. Photo by Laurent Masurel/World Surf League.

新しいスウェルによってサイズアップ予報が出ていることから、さらにソリッドなチューブ・コンディションとなることが予想される中、日本代表選手たちのさらなる快進撃に期待したい!!

ネクストコールは日本時間の3/18(火)15:45に発表予定。

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Go Japan!!!

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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ