Photos by Kenyu Takahashi.

4/11(金)。

東京、渋谷のHandy SHOPにて開催中の”JULY WETSUITSポップアップ・ストア”にて、平原颯馬のJULY WETSUITSチーム加入を祝した小林直海、松本浬空(メンタワイからZoomでリモート参加)とのスペシャル・トークセッション”BEHIND THE SCENES”が行われた。

日本が誇る世界に認められるスタイルマスターであり、フリーサーファーでもある小林直海をはじめ、モデルとしても注目を浴びる平原颯馬、そして、DA HUI Backdoor shootoutではGerry Lopezを想起させるスタンディングバレルをパイプで魅せて世界のサーフシーンを震撼させた松本浬空といった個性豊かなJULY WETSUITSチームの3名が、それぞれの視点からJULYの魅力を語りつつ、昨冬のシーズン中の出来事や、JULY WETSUITS加入時に制作された映像作品にまつわる裏話など、貴重なエピソードが次々と飛び出し、来場したファンたちを釘付けにした。

小林直海は、雪の降る日本海でのテストを回想しながら、「極寒の中でも信頼できる一着だった」とJULY WETSUITSのクオリティーと信頼感の高さを表現。新作ウェットスーツのテストを兼ねて雪が降る日本海で波を追い求めた体験談を語った。

ステージの上でオーストラリアやバリで新たに着用したウェットスーツの着心地や、ブランド加入に対する熱い思いを語る平原颯馬。さらに先日ドロップされた自身のJULY WETSUITSウェルカム・クリップの制作を振り返りつつ、「これからさらにお互い刺激し、プッシュし合っていきたい」とらなる飛躍を匂わすコメントを残した。

拠点とするメンタワイからZOOMでの参加となったが、DA HUI Backdoor shootoutのパイプラインでの貴重なエピソードをシェアしてくれた松本浬空。「パイプラインという特別な場所での一本をクリップに残すことができて嬉しい」と語り、パイプラインで一本を残すために賭けるも情熱の熱さに、会場は息を呑んだ。

トークセッションの最後には、参加者とのQ&Aタイムも実施。「大きな波が怖い時はどうしたらいい?」という質問に対し、浬空は「行くと決めたら躊躇せず行く」と力強くコメント。それに直海と颯馬も深く頷き、会場全体が共感に包まれる場面も見られた。

リアルとオンラインを繋ぎ、コミュニティの絆や挑戦するマインドを改めて感じさせてくれた今回のスペシャル・トークセッション。

JULY WETSUITSの魅力はもちろん、その背景にあるストーリーを深く知ることができる、貴重な機会となった。「私たちは、他に類を見ないウェットスーツを製造することに全力を注いでいます。」というブランドのコンセプト・メッセージの通り、量より質、流行より機能を重視し、確かなパフォーマンスを支える製品づくりに重きを置くJULY WETSUITS。

その姿勢は、今回のトークセッションに登場したメンバーたちの体験談を通して、会場にいたすべてのコアなファンたちに共有されたに違いないだろう。

今後も、世代や性別、人種、ボードカテゴリーの垣根を越えて、JULY WETSUITSを通じて自然に拡がる、新しいコミュニティの広がりから目が離せない。


JULY WETSUITSとは
Designed in CA, Made in Japan.
私たちは、他に類を見ないウェットスーツを製造することに全力を注いでいます。JULY WETSUITSは、45年以上に渡り高品質なウェットを製造してきた日本・鎌倉を代表するブランドRASH WETSUITSの開発担当者と、マリブを代表するサーファー、シェイパー、アーティストであるデーン・ピーターソンとの、25年以上に及ぶ長年のコラボレーションと、彼らからの厳しいフィードバックから生まれました。
驚くほど柔軟で、お客様のニーズに合わせたオーダーメイドのスーツは、日本を代表するファクトリーの、熟練の職人たちによって一つひとつ丁寧に手作りされています。使用するのは、魚網をリサイクルした素材や植物由来の糸を使用したマテリアルなど、持続可能かつ世界最高品質の素材です。量よりも質、流行のファッションよりも機能、そして日々の確かなパフォーマンスを大切に、今後、世代や性別、人種やボードカテゴリーなどの垣根を超え、着ている人同士がオーガニックで新しいコミュニティを築くこと目指して行きます。

インスタグラム:https://www.instagram.com/july_wetsuits.jp/
公式HP:https://julywetsuits.jp/
お問い合わせ先:info@julywetsuits.com

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ