Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

前日より若干サイズダウンした緩いオンショアの影響を受けたセット4ft前後の波に恵まれたオーストラリアのベルズビーチを舞台に、現地時間と日本時間の4/26(土)、CT第5戦”Rip Curl Pro Bells Beach”のコンテストDAY5が行なわれ、WOMENSクォーターファイナルとMENSクォーターファイナルのヒート2までのスケジュールを消化。

注目はクォーターファイナルのヒート1でEthan Ewingと対戦。

この日の前日には2本のエクセレント・スコアをまとめて18.76ptという驚異的なトータルスコアを叩き出して日本代表選手のコナー・オレアリーをコンビネーション・シチュエーションに追い込んで圧倒的な勝利を収めたEthan Ewingを相手に、3本目には7.50pt、5本目には7.90ptをマークした五十嵐カノアは、コナー・オレアリーの仇を討つ形で見事な勝利を収めた!

勝利者インタビューで五十嵐カノアは下記のようにコメント。

「対戦相手がEthan Ewingとなれば良い戦いになることは間違い無かったので、自分の作戦に集中して、相手にペースを掴まれないように1本1本自分のサーフィンを100%出し切れるように集中しました。やっぱり相手のことを考えすぎると自分の力を発揮できなくなるので、そんな中で作戦通りいいサーフィンができて嬉しいです」

Kanoa Igarashi. Photo by Ed Sloane/World Surf League.

スタイリッシュかつクオリティーなカーヴィングを武器とするEthan Ewingは、ベルズビーチのクラシカルな波を舞台とする今大会において間違いなく最有力優勝候補選手であっただけに、ある意味五十嵐カノアはこのヒートに勝ったことで優勝の可能性を大きく高めたと言って過言ではないだろう。

Kanoa Igarashi. Photo by Cait Miers/World Surf League.

迎えるセミファイナルではヒート1でMorgan Cibilicと対戦。

五十嵐カノアのさらなる快進撃に期待したい!!

ネクストコールは日本時間の4/27(日)朝5:45に発表される予定。

LIVEをお見逃しなく!!

Go Kanoa!

Go Japan!!!

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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ