Photos & Text by colorsmagyoge.

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Shun Murakami.

 

 

サメが出た翌日のパイプラインは3-4ftと小振りながら

シェイプの良いゴッドコンディションに恵まれた。

しかもBILLABONG PIPE MASTERSが終了して

WCTサーファーの姿も少なく、

またしても日本人サーファーにとっては

良い波を掴みやすいチャンスタイムとなった!

 

この日のお昼の時間帯に初めてパイプラインにトライした

川畑友吾だったが、なんと初めてにも関わらず

2本のバレルをメイク!!

自分でも思ったより滑れた様子で、

パイプラインに対する価値観が180°変わる

貴重な経験となったようだ。

バックドア、OTWを得意とする兄の川畑大志と共に

今後の成長に期待!!

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Yugo Kawabata.

 

 

さらにこの日、

colorsmagが注目するガールズプロサーファーのひとり

宮坂桃子もパイプラインに初挑戦!!

「めちゃくちゃ楽しかったです!」

と、意外と激ボレチューブの波が好みのようだ。

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Momoko Miyasaka.

 

 

ボディーボードのパイプラインの世界大会では

見事2位の実績を持つ畠山美南海ちゃんも

宮坂桃子と共にショーアップ。

午後のセッションではパイプラインのバレルもメイクし

その実力の高さを改めて痛感させられた。

最近のガールズはかわいいルックスとは裏腹に

かなりの実力派が多く、驚くばかりであります。

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Minami Hatakeyama & Momoko Miyasaka.

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Minami Hatakeyama.

 

 

OTWには

HURLEY JAPANのコーチ兼チームマネージャーである

糟谷修自プロの姿を発見!

タウンを拠点としながらも、

時間の隙とタイミングを見計らって

黙々とノースの波を攻めるその姿を目の当たりにすると

やはり糟谷修自はプロのなかのプロフェッショナルだな、

と実感せずにはいられないのだった。

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Shuji Kasuya.

 

 

日本のサーフシーンで注目を浴びる

弱冠12歳の安室ジョーくんは

バックドアでチャージを繰り返す!!

最後には短めだったがしっかりとバレルをメイク!

噂通りのスキルの高さを初めて見ることができた。

将来が楽しみなキッズサーファーのひとり。

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Joe Azuchi.

 

 

昼食をとるべく一度撮影から上がり、

ステイ先であるHURLEY JAPANハウスへ戻ると

大橋海人、大原洋人がトレーニングから

ちょうど帰ってきたところだった。

村上舜からパイプのコンディションが上向いているという

連絡をもらい、大至急昼食を済ませ

再びパイプラインへ。

 

急いだ甲斐あって

セッションの前半には

誰よりも多くのバレルを駆け抜けた大橋海人。

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Kaito Ohashi.

 

 

大原洋人は相変わらずバックドアに的を絞り、

際どい恐れ知らずの激しい攻め込みを魅せる!!

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Hiroto Ohara.

 

 

そして、このセッションで

スピーディーかつダンパーすれすれのバックドアを

ドギードアでメイクしてきた仲村拓久未。

小振りながらパイプでもバレルをメイクし、

本人としては収穫のあったセッションとなったに違いない。

仲村拓久未によるバックドア・ドギードアの模様は

本日のシークエンスコーナーにアップさせて頂いたので

そちらもぜひチェックして下さい!

>>f/s DoggyDoor @ BackDoor by 仲村拓久未

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Takumi Nakamura.

 

 

そんな仲村拓久未の義理の弟(?)にあたる予定の

野呂カイリもバックドアの波に数本チャージ!

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Kairi Noro.

 

 

BILLABONG PIPE MASTERSの日本語放送では

解説もつとめていた辻裕次郎をはじめ、

加藤嵐、村上舜といったVOLCOMチームも登場!

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Yujiro Tsuji.

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Arashi Kato.

 

 

なかでも村上舜は

この日、数本のパイプのセットをメイク!

弱冠16歳でありながら

世界中のライダーが集まる

パイプ前のVOLCOM HOUSEにステイし、

あえて自らを厳しい環境に身を置いてきた成果が

感じられる素晴らしい滑りを魅せてくれた!

実はお昼のセッションで

見ていて一瞬怪我をしたのではないかと、

一瞬ヒヤッとするような危険なワイプアウトに見舞われた

舜だったが、サーフボードを折るだけに留まり、

思わず胸を撫で下ろしたcolorsmagであった。

舜は12/19(木)に帰国予定。

来年のVOLCOM PIPE PROにもエントリーしているので

その活躍に期待!!

また、舜のこの日のパイプでのsickなシークエンスの数々は

また後日シークエンスコーナーで発信予定となっております。

お楽しみに!!

本日は、この日一番際どかった

舜のテイクオフのシークとなっております。

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Shun Murakami.

 

 

グッドタイミングでバックドアに現れた

HICプロライダーの加瀬優。

長い時間チューブのなかをトラベリングする

際どいバックドアバレルを1本しっかりとメイクし、

キリのいい所で海から上がって行った。

その模様も後日シークエンスコーナーでアップ予定なので

乞うご期待ください!!

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Masaru Kase.

 

 

日暮れの頃にはChristian Fletcherや

シーバスことSebastian Zietzも登場。

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Christian Fletcher.

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Sebastian Zietz.

 

 

そして、この日のベストバレルを

OTWからのレフトでメイクしたのは河村海沙!!

一瞬の気の緩みが原因でこのライディングだけを

抑えることができず、

ひとり反省会中のcolorsmagでありますが、

これを機に、来たる帰国前のラストスウェルは

完全に集中して撮影に挑みたいと思います。

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Kaisa Kawamura.

 

 

Mahalo!!!

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ